ヒアルロン酸治療とは

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ヒアルロン酸は人体の真皮層にもともと存在するムコ多糖類のことです。
保水力が高く、水ともなじみやすいので肌の弾性を向上、保つのに役立ちます。
加齢とともに体内におけるヒアルロン酸が減って、しわが悪化してしまします。
ヒアルロン酸は、保湿剤として化粧品原料などにも用いられていますが、化粧品などに含まれているヒアルロン酸は、直接皮膚に吸収されないため、その効果は一時的なものです。
ヒアルロン酸注射・ヒアルロン酸注入とは、注入箇所の保水・保湿効果により、肌を内側から持ち上げる新しい美容治療です。

ヒアルロン酸注入の効果は種類により異なりますが、長いものでも1〜2年程度で体内に吸収されて徐々になくなってしまいます。
ヒアルロン酸が吸収されると、元に戻るのですが、治療を受けない限り、1〜2年後は実はもっと老化しているはず・・・ですから、必ずしも無駄な治療ではありません。また、元に戻ることは、治療を受ける上で安心な事でもあります。

大切なご自身の体に入れるものです!
粗雑なヒアルロン酸を注入しないよう、、注入するヒアルロン酸の種類を比較検討してください。
当院では、安全性の高いヒアルロン酸の適正適所への使用をお勧めしています。

適応  ほうれい線・口元のシワ・目元のシワ・目の上のくぼみ・涙堂形成・ほほのコケ・こめかみの凹み・プチ豊胸・プチ隆鼻など

ヒアルロン酸注入におけるリスクや内出血を最小限にするために、マジックニードルの使用を勧めています。

ヒアルロン酸注入

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ヒアルロン酸は主に、しわの改善に用いられます。
法令線・目元・口元が人気の注入箇所です。
他にも、頬のたるみが原因で 老けて見えるゴルゴラインや、 フェイスラインのたるみで目立ってくる マリオネットラインへの注入も人気です。
それぞれの箇所で注入する深さが違いますので、使用するヒアルロン酸の種類・量は違っています。 目的に応じた最適なヒアルロン酸を選んで注入していきます。

また、ヒアルロン酸は輪郭の形成にも用いられます。
鼻を高く、鼻筋を通す、鼻先の形成、顎の形成、額の形成、頬の形成、くちびるの形成などです。
魅力的な顔は、バランスも大切な要素ですので、コンプレックスと思っていた箇所が実はチャームポイントであったりもします。
足し算と引き算で仕上がりをイメージしながら注入箇所、注入量をカウンセリングで決めます。

最後に、ヒアルロン酸は たるみ取り・リフトアップ にも応用されます。
頬のたるみは実は あるポイントへの注入でかなり改善されます。 また、老化により、骨格が変わってきますので、薄くなってしまう部位への注入や、顔の皮膚を支持しているリガメントを補佐する注入も若返りの秘密です。 今まで法令線のヒアルロン酸注入で 若返り効果を感じなかった方は、ぜひ ご相談下さい。

ヒアルロン酸の種類

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テオシアルリデンシティーII
目の周りに特化した なじみの良い柔らかいタイプのヒアルロン酸です。
8種のアミノ酸、2種のミネラル、3種の抗酸化剤、ビタミンB6を含有し、注入後の肌のアンチエイジング効果が持続します。持続時間が問題だった柔らかいタイプのヒアルロン酸ですが、架橋結合技術で安定性を向上させ、持ちがよくなりました。1年前後で吸収されます。
適応  目元のシワ・目の上のくぼみ・目の下のくま など

ジュビダームビスタウルトラプラスXC
国内承認のヒアルロン酸で、ヒアルロン酸高濃度(24mg/mg)で持ちが長いタイプです。痛みが最小限で済むように、麻酔入りのものを採用しています。注入後一年後も持続性があるヒアルロン酸としてFDAに認可されてます。 ジュビダームボリューマー
2016年12月に国内承認の新しいヒアルロン酸で、その最大の特徴は2年以上長持ちすることです。麻酔入りで注入時の痛みもありません。他のヒアルロン酸と比べて価格が少し高いですが、結果的にはお得です。2回目以降の治療の方にはこちらをお勧めしています。
適応  ほうれい線・口元のシワ・ほほのコケ・こめかみの凹みなど

ニューラミスディープ
最高レベル濃度(20mg/mg)の単層ゲルで、持続時間が長いタイプです。架橋ヒアルロン酸と非架橋ヒアルロン酸の混合材で肌ににうるおいを与えます。麻酔が一緒に入っているため、注入時の痛みが最小限です。
適応  隆鼻・法令線・頬のコケ・あご・輪郭形成・こめかみの凹み・など

ニューラミス
架橋ヒアルロン酸の周りに非架橋ヒアルロン酸を鎖状に巻き付け、体内での持ちを長くしています。
適応  目元のシワ・涙堂形成・法令線・リップなど

お試し用ヒアルロン酸:2週間程度で完全に吸収されるため、注入が不安な方のイメージ確認用に用意しています。
適応  すべての箇所

ヒアルロン酸注入による副作用

重大な副作用:血管閉塞
ヒアルロン酸を血管内に注入し、その血管、もしくはその血管と繋がっている血管をヒアルロン酸で閉塞させてしまい、その血管が栄養している部位が潰瘍か壊死させてしまうリスクがあります。
目を栄養している血管を閉塞させてしまった場合は失明することもあります。(世界で50例ほど失明の報告があります)。失明の原因となっていう注入部位は眉間、上眼瞼内側あたりに集中しており、そのあたりを避ける、もしくはカニュラ(カニューレ)で注入するなど、工夫することで避けることができます。
もし血管を閉塞させてしまった場合は、即座にヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸溶解注射)を注入し、ヒアルロン酸を分解いたします。
稀におこる副作用:感染
注入したヒアルロン酸周囲に感染が起きることがあります。

・重度糖尿病の方 ・慢性病巣感染(う歯、副鼻腔炎、慢性扁桃腺炎、化膿したニキビが多数ある方など)をお持ちの方 ・免疫が低下している方

上記の症状がある際にヒアルロンを大量に注入した場合に起こりるとされています。 感染が起こった場合は、即座にヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸溶解注射)を用い、さらに抗生剤にて治療します。

稀におこる副作用
ヒアルロン注射に対するアレルギーも報告されています。
ヒアルロン酸そのものはもともと体内にも存在する成分のため、ヒアルロン酸自体に対するアレルギーというのは考えづらく、ヒアルロン酸注射を作る際に含まれる添加物に対するアレルギーが考えられています。
比較的よくある副作用
紅斑、疼痛、硬結、内出血、浮腫、小結節、掻痒

通常は2週間程度で消失します。 マスクやコンシーラで隠すことができます。

当院ではヒアルロン酸注入におけるリスクや内出血を最小限にするために、マジックニードルを使用を勧めています。

料金はこちら


ヒアルロン酸注入講習修了医

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当院の担当医師は定期的に開催される注入講習セミナーに参加し安全・技術のアップデートに心掛けています。

法的記載事項


使用するヒアルロン酸は国内未承認医薬品です。
医師が個人輸入により入手しています。
同一の性能を有する他の国内承認医薬品はありません。
諸外国で重篤な安全性情報の報告はありません。
個人輸入において注意すべき医薬品についてはこちら

相談・予約窓口

月〜金 9:00〜18:00
土   9:00〜13:00
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竹田津医院 久留米市国分町258-9 

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